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市販の睡眠薬は効くの?

 

睡眠薬が市販されています。
厳密にいうと全国の薬局や薬店、ドラッグストアーで販売されているものは「睡眠改善薬」といって、精神科や心療内科などで処方される睡眠薬とは違います。

医師が処方する睡眠薬は、精神安定剤の一種で、抗不安薬といわれるものです。
昔はバルビタール系の薬剤が使用されていましたが、現在はベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤が主流となっています。これは大脳辺縁系に働きかけて、昂ぶった神経を鎮静化させる薬となります。

市販の睡眠薬の特徴

それに対して市販の睡眠薬は、抗ヒスタミン剤などが入っています。
これは風邪薬や鼻炎薬にも入っています。風邪薬を飲むと眠くなるのは、この成分によります。もともと知られていた、こういった特徴を逆に利用したものが、睡眠改善薬といえます。

ヒスタミンというのは、脳内に存在する興奮性神経伝達物質の一種です。
ですから抗ヒスタミン剤を服用すれば、ある程度、神経の鎮静化が望めるわけですね。これは、もともとアレルギーを抑える薬でもあります。

市販の睡眠薬は、医師が処方するような本格的な薬物ではありません。
睡眠障害や、本格的な不眠症を治療するものではないのです。誰にでも、緊張から眠れないことってありますよね?そういったときに全身の筋肉の緊張を和らげ、血行をよくすることによって、眠りに誘うための薬なのです。

不眠症には、一過性不眠、短期不眠、長期不眠の3種類があります。
市販の睡眠薬が効果を発揮するのは、一過性不眠、場合によっては短期不眠というところでしょう。何ヶ月も不眠症で苦しんでいる人には、あまり効き目がないものと思われます。

ちょっと寝付きが悪いけれど、心療内科などのメンタルクリニックは抵抗があるから行きたくないという人は、とりあえず睡眠改善薬を試してみるといいと思います。それで効かなかった場合に、精神神経科などへ行けばいいのですから。

ドリエル

市販の睡眠薬には、ドリエルとかグッスミンなど、いくつかの種類があります。
エスエス製薬のドリエルは、前述したような抗ヒスタミン剤です。ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されています。

ドリエルには現在、2種類あるようですね。
普通のドリエルは錠剤タイプです。いっぽう「ドリエルEX」というタイプは、ソフトカプセルタイプで、ラベンダーの香りが入っているようですね。まあ、アロマテラピーは気休めのような気もしますが。

グッスミン

市販の睡眠薬・グッスミンは、ライオンの健美創研が販売している睡眠改善薬です。こちらはトマト酢とギャバ(GABA=γ-アミノ酪酸)が配合されています。

ギャバとは脳内の抑制性神経伝達物質で、ドーパミンやノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、ヒスタミンなどを抑制します。それによって神経を鎮静化させ、眠れない夜に効き目が現れるわけです。

ギャバは少量のアルコールでも分泌されます。
ただ少しでもお酒の量が増えると、ギャバの分泌は止まってしまい、睡眠の質は悪化するので寝酒を不眠解消法として活用することは賢明ではありません。それよりは、市販の睡眠薬であるグッスミンを利用するほうがよいと思います。

そのほかギャバは、納豆や味噌、醤油、玄米などにも含まれています。
ですから夕食時に納豆に醤油をかければ、それなりの安眠効果は期待できます。催眠効果のある硫化アリルが含まれるネギを混ぜれば、さらに快眠効果はアップすることでしょう。

納豆を食べるときは、アミノ酸の補足効果を狙って、白米を一緒に食べましょう。もちろんギャバが豊富な玄米なら、なお効果的です。発芽玄米は、通常の玄米よりも数倍から数十倍のギャバが含まれているといわれています。

そのほかの睡眠薬

そのほか市販の睡眠薬として、漢方薬を利用する選択肢もあります。
漢方は自律神経を整えることによって、いろいろな不定愁訴や症状が改善していきます。副作用も依存性も全くないので、安心して服用できます。

ハーブを、睡眠薬代わりとして活用することもできます。
バレリアンが有名ですね。バレリアンは量を多めにしないと、あまり効き目がないという人もいます。こちらも副作用が全くないので安心です。

不眠症のサプリメント・・・メラトニンやハーブのバレリアン、セントジョーンズワートが有名です。

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